こんにちは、えつみんです。今日は読書の書評です。
今回、田中祐樹さん著『稼げるフリーランスの法則』という本を読みました。
田中さんは株式会社トレジャーフットの代表で、地場産業と複業人材のマッチングサービスの会社を運営されています。
本の内容は、
1、フリーランスの新定義
2、なぜネットに怪しい情報が溢れているのか
3、自分を商品化する
4、なぜ、中小企業は狙い目なのか
5、これだけは覚えておきたい「稼いでいる人」の常識
という章立てで、特に3章、4章は参考になりました。
ご自身もフリーランスを経験される中で培った、フリーランスになるため、稼げるフリーランスとなるためのノウハウをまとめた本です。
本人が自分自身でも気づいていない「価値」に気づき、それを強化するためにどうすればいいのか、そして、特に中小企業、地方企業には役に立つことのできる場がたくさんある、とお話しされています。
★私が一番共感したの点は、『複業などの新しい働き方の力で地場産業に貢献し、日本を元気にしたいという夢がある』というところです。
私は大企業を定年する前に、中小企業(製造業)に再就職して働いています。
大阪の中小、零細企業には、優れた技術を持っているにもかかわらず、コロナ禍や事業継承の問題で廃業せざるを得ない会社が増えています。
日本を支えているのは明らかに中小企業です。それが無くなっていくのは本当に悲しく、なんとかできないかなと感じています。
まとめ
今は一つの会社で働き続ける人は少なく、複業をする人は増えています。それだけ価値観が多様化し、働き方の選択肢も増えてきましたね。
私は会社で生産技術者とシステムエンジニアとして、40年近く働いてきましたが、もっと地域や困っている中小企業に貢献したいという気持ちが強くなっています。
60を超えたロートルシニア?なので今更と言われそうですが、もしお役に立てることがあれば模索してみたいと思います。