こんにちは、えつみんです。突然ですが、お金とはいったい何ものでしょうか。
私たちが生活していく上でなくてはならないもの。欲しいモノやサービスを手に入れるための交換手段。労働の対価としてもらえるもの。またはモノの価値を表す指標。などいろいろな答えがあります。
またお金は、時代とともにその形が変化しています。以前は硬貨や紙幣が主流でしたが、今は電子マネーという「形がないお金」が主流になりつつあります。
さらにお金は、銀行やタンスに貯めておくことができます。貯金があると精神的に安心できるという方も多いですが、実際は貯めておくだけでは何の役にも立ちません。やはりお金は使ってこそ意味があります。
私はNISAで投資をしていますが、株式市場の中でお金が動き回り、膨らんだりしぼんだりするのを見ると、お金には意思があり、寿命もあるのではと感じることがあります。
お金が自分の意思を持ち、自由に世界を飛び回っている。私たちがお金を使っているはずなのに、私たちがお金に使われている。皆さんはそんな感覚になることはありませんか?
先日ある本を読んでお金とは何か考えさせられ、目からウロコでした。その本は、小池浩氏著「お金を笑わせろ!」です。小池氏の体験をもとにしたお話で、面白く読めてためになります。
今回は、その本から学んだことを三つお話したいと思います。
1.お金はエネルギーの素
お金は使うことで、人間が生きてくために必要な「もの」や「時間」や「知識」を与えてくれます。人間にとって、食物が筋肉や血を作ってくれるエネルギー源であるのと同じように、お金はエネルギーの素なんですね。
お金そのものは、何の価値もありませんが、使うことで私たちに価値を与えてくれて、人生や生活を豊かにしてくれます。
2.お金の性格
お金には性格があり、人間の感情によって性格が良くもなり悪くもなります。
お金を感謝して使えば、私たちに幸せや喜びを与えてくれます。そうすると、出て行ったお金は、まわり回って、仲間を連れて戻ってきてくれるそうです。
しかし、お金をぞんざいに扱うと、知らないうちにいなくなります。お金がモノに変わったとしても、すぐに壊れて価値を無くします。『安物買いの銭失い』って言いますよね。
不満ばかり言う人より、周りに感謝する人やいつも笑って幸せそうな人の元に、お金は集まってきます。
お金は人間の向き合いかた一つで、すごく働いてくれたり、サボったりするのです。
3.お金は人生のパートナー
お金とは、私や身近な人の人生を豊かにするためのパートナー、家族みたいなものです。
そう思えば、たとえ少ないお金であってもおろそかにできません。お金を大切にし、良いことに使うことで、きっと将来大きなお金となって私のもとに帰ってきてくれます。
お金が入った時は「ようこそ、よく来たね」。出て行く時は、「きてくれてありがとう、またいい旅をして、友達を連れて帰ってきてね」と言いましょう。
まとめ
この本を読んで、お金に対する見方がずいぶん変わりました。お金は人間世界の中で行ったり来たりする、つまり循環するエネルギーの素である。お金に感謝して、良い使い方をすれば日々幸せが訪れる。という話にその通りだなーと納得。
私自身は、ボロボロのサイフや領収書でパンパンのサイフにはお金が寄り付かないと言いますので、古くなったサイフはすぐ新しく新調します。また紐に通した五円玉をお種銭として入れています。お金に感謝して良いパートナーになるぞ!
<追伸>
小池浩氏の「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた 超うまくいく口ぐせ」という本も、タイトルは怪しいですが、中身は本当にためになる本で、おススメします。