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「まあいっか」で楽に生きる本 からピックアップ

こんにちは、えつみんです。

以前も感想を書いたことがある、野本響子さんの本です。マレーシアに長期滞在している筆者が感じる、日本とマレーシアの違いの中には、世の中を楽に生きるヒントが盛りだくさん。いまの日本の課題もあぶり出してくれます。

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1.幸福度が最低の日本 

まずは、下記調査結果を見てください。

 

<幸福度調査>

 1位:インドネシア(90%)

 最下位:日本(28%)

※発展途上国含む20ヵ国の、15歳〜21歳の若者2万人を対象に行った幸福度調査(バーキー財団、2017年)

 

★日本の若者は、日本は幸福度が低い国だと考えています。先進国より発展途上国に住む人のほうが、総じて幸福度が高いという結果!

 

<住みやすさランキング>

 1位:クアラルンプール(マレーシア)

 53位:東京

※12,000人の外国駐在員を対象に行った住みやすや調査(CNBC、2021年)

 

★東京は最下位に近い結果。外国人が挙げた住みにくい理由の1番は、人間関係の難しさでした。日本人は親切だが、コミュニティの一員として受け入れてくれないと感じる人が多いようです。

 

 

2.日本の特質

子育ては損?

・日本では、子育て親子に対して周りから文句が多い。子供が大声を出したり走り回ると、ちゃんとして!躾がなっていない!とプレッシャー。

・子育て世代の社会保険料負担が高い、子育て支援制度が充実していない、など「子供が社会から歓迎されていない」という感覚になるのが日本。

 

「ちゃんとした」教育

・日本は学校のルールが細かく厳しい。ルールを守り、ちゃんとした、型にハマった子供ができあがる。そんな中では、自分で考えて決められる子供にはなりにくい。

・偏差値が序列競争を促し、他人への嫉妬や羨望の感情を大きくする。他人を気にしすぎることが、人間や社会の成長を妨げる大きな要因。 

・日本は、明治以来の「良妻賢母教育」がいまだに大きく影響している。

 

★日本は、なんでもルールを決めたがる社会ですね。ちょっとルールから外れると、文句を言ったり、イライラする人が増えているように感じます。思いやりの心も残っていると思いますが、「ちゃんと」「きちんと」という物差しによって、寛容さがなくなってきたのではないでしょうか。

 

 

3.マレーシアの特質

親が人生を楽しむ

・マレーシアでは外出すると、家族連れが多いことに気づく。どこのお店でも、子供は歓迎され、周りの人が面倒を見てくれる。

・マレーシアの人は、人生を楽しもうという親が多い。仕事よりも家族と自分の人生が大事と考えるので、子供もそうなっていく。

・親がリラックスしていると、子供も落ち着くもの。完璧主義より80%で十分満足。リラックスして、みんな、ハッピーになろう。

 

消費税もスピーディに廃止される国

・2018年の選挙の争点は消費税の廃止。本当にできるのかと思っていたら、マハティール元首相が政権復帰すると、一ヶ月も経たないうちに消費税が0%になった。

・国民の休日もいきなり決まる。サッカーでマレーシアクラブが優勝したら、翌日が休日に。マレーシアでは細かいことは気にしない。「予定は頻繁に変わるもの」(日本ならいっぱい文句や質問が来そうです)

 

★マレーシアは多民族、多宗教ということもあり、他者に寛容にならざるを得ない背景があると思います。自分が自分がという人は少なく、「みんなで幸せになりましょう」という社会なんですね。

 

この本には、そのほかにも、ビジネスシーンや学校シーンなど、こんなにも文化ややり方が違うのか、という内容がたくさん紹介されています。目からウロコ、請け合いですので、一読をおススメします。

 

まとめ

日本は先進国から衰退途上国に変わりつつあります。そんな中で、幸福度は大事な指標だと思います。「必要以上に比べない」「他人を意識しない」ことが、幸福度が高い国になるための秘訣だと思いました。「ちゃんとして」ではなく「まあいっか」で行きましょう。

 

(以前の投稿)

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