こんにちは、えつみんです。今日は2022年の大晦日です。今年も毎週の投稿を続けることができました。
さて、今回は母に掛けていた傷害保険の話をします。
88歳と高齢の母は、自宅で尻もちをついて股関節を骨折。手術(人工骨頭挿入術)をして、4ヶ月入院とリハビリをしていましたが、やっと日常生活ができるようになり退院しました。
早速、傷害保険の請求をしたところ、すぐに入院保険金と手術保険金がおりました。
このとき、以前高齢の義母が尾てい骨骨折をしたとき、「後遺障害保険金」をもらったことを思い出しました。
保険会社に問い合わせをしたところ、「障害が残れば出る可能性はありますが、審査しないとわかりません。また後遺障害用の診断書が必要で、1万円くらいかかります」とのこと。
ダメ元で請求することにしました。病院で診断書を書いてもらうのに3週間、提出してから審査に1ヶ月かかりました。文書料は5,500円でした。
その結果、後遺障害10級が認定され、保険金が32万円(満額の20%)振り込まれました。
〈今回母に掛けていた傷害保険〉
(1)死亡・後遺障害保険金(160万円)
(2)入院保険金(1日6,000円)
(3)手術保険金(3万円又は6万円)
(4)通院保険金(1日3,000円)
(5)個人賠償責任(無制限、国外は1億円)
※事故の日から180日以内に死亡・後遺障害・入院・手術・通院した場合に、保険金が支払われます。1事故の支払い限度日数は、入院180日、通院30日。天災補償あり(地震、噴火、津波によるケガも対象)。年齢関係なく加入可。
ツボ1️⃣ 後遺障害保険は忘れがち
ケガをしたとき、入院・通院の保険金請求をしますが、後遺障害については忘れがちです。完治せず、少しでも身体に障害が残りそうなときは、通常の請求書と併せて、後遺障害用の請求書も取り寄せましょう。こちらから言わないと、保険会社から言ってくれることは少ないようです。
ツボ2️⃣ 後遺障害には等級あり
後遺障害は障害の程度によって、1級から14級までの等級があります。それによって保険金額が変わります。母の場合は、死亡時160万円の保険ですが、10級と認定され、その20%が支給されました。
認定結果に納得できないときは、異議申し立てができます。その場合、保険会社から病院にレントゲン写真の提出を求めて、再審査します。ただし、それで等級が上がる保証はありません。
ツボ3️⃣ 傷害保険の保険料は安い
ケガだけを補償する傷害保険は、病気とケガの両方補償する医療保険より、保険料が安いです。また、傷害保険は年齢によって保険料は変わりませんが(注)、医療保険は、年齢や性別によって保険料が変わります
(注)傷害保険によっては、70歳以降は保険金額に制限を設けていたり、加入できない場合もありますので、必ず保険会社へ確認をしましょう。また、事務・営業職のA級職より、農林漁業や建設業従事者のB級職の方が、保険金が高くなります。
まとめ
高齢者の方はケガをしやすく、なかなか治りにくいですし、治ったとしても後遺症が残ることが多いです。そこで、いざという時のために傷害保険に入っておくと安心です。もらった保険金が余れば、その後の介護費用としてもプールしておけます。保険会社によって、入れる条件や掛け金が違いますので、事前に保健会社へ相談しましょう。
それでは皆様、2023年もよろしくお願いします。