サラリーマン雑学@えつみん

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介護保険を使った家屋改修の打ち合わせをしました

こんにちは、えつみんです。

介護保険を使って実家の家屋改修を検討しています。今回、ケアマネージャーさんと、介護用品の業者さん、リハビリの理学療法士さんに母の自宅へ来てもらい、現地を見ながら打ち合わせを行いました。

要介護認定があれば(要支援、要介護どちらもOK)、20万円までは一割の2万円の自己負担ですみます。ただし、最初に全額自己負担で支払いが必要です。お金が返ってくるのは2〜3ヶ月先。

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ツボ1️⃣  住宅改修費と、福祉用具購入費は別枠

住宅改修費の支給限度額は20万円で、利用は原則1回限りです。それとは別に、福祉用具を購入のための別枠として10万円まで使えます。自己負担は収入によって一割〜三割ですが、最初に全額支払いが必要。こちらは年度ごとにリセットされ、毎年10万円の枠が復活します! 対象は5品目だけですが、今回腰掛け便座、浴槽の手すり、入浴用イスを購入予定です。

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ツボ2️⃣  家屋改修できるまではレンタル品で

家屋改修を実際に行うまでは日数がかかります。それまでは、レンタル品があるので、それで急場をしのぐことができます。レンタル料は介護保険で賄うことができ、負担割合は収入によって異なり、一割~三割負担です。今回は玄関の手すりをプランに入れてもらいました。

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ツボ3️⃣  見える段差より見えない段差が危険

最初は、とにかく段差という段差は無くそうと思っていたのですが、介護のプロからは、「大きな段差より、パッと見えない数ミリの段差のほうが転びやすく危険です。見える数センチの段差なら、本人も注意して歩くので危険は少ないです」そして、「段差に小さいスロープをつけるのもかえって危険です」とアドバイスいただきました。

これは、目から鱗でした。結局部屋の中の小さい段差には、ほぼ手を入れないことにしました。

今回は、玄関に30cmの段差があるので、手すりとステップを付け、部屋と廊下の間や、風呂、トイレの1cm〜3cmの段差はそのままにします。将来車椅子の生活になった時には、スロープが必要になりそうです。

 

まとめ

介護保険の使い方は、なかなか理解が大変です。今回ケアマネさんから簡単な冊子をもらったので、そこから写真を抜粋しました。住宅改修と、購入・レンタル品を組み合わせて、本人が出来るだけ過ごしやすいように整えていきましょう。生活し始めてからわかることもあるので、都度使い勝手がいいように改善も必要です。