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株式売買の7つのツボ、株式投資の魅力と怖さを考えます

こんにちは、えつみんです。

株価がどんどん上昇していますね。6月16日の東京株式市場では、日経平均株価が3万3706円となり、バブル期以来、33年ぶりの高値を更新しました。

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出典:世界経済のネタ帳より

 

バフェットさんの日本株買い増しのニュースもあり、海外投資家から資金が流れ込んでいるようです。

さて、この後さらに上がるのか、あるいはどこかで反転するのか、気になります。どこかで売って利益確定すべきか悩みますよね。

でも、先行きを正確に読める人はいません。近い将来の予測が、今の株価に反映されていると言われますが、予測の根拠はあいまいです。

株式投資は、基本的に長期保有、分散投資が基本ですが、その中で何度か売買を繰り返してきました。そんな私のつたない経験から、株式売買のツボをまとめてみました。

それは当たり前、それは違うだろ、というご意見もあるでしょうが、私の私見だとご理解ください。

 

1.株式売買の7つのツボ

まず、基本の心構えを一言で言えば、『どーんと構えて一喜一憂しないこと』です。

 

1)上がったり下がったりするのが株式市場

株価は波動と同じで、長周期・短周期で上がったり下がったしします。上がり続けたり、下がり続けることはありません。どこで売り買いするかは、自分の判断が全て!

 

2)安い時に買い、高い時に売る

株価のボトムやピークは絶対わかりません。相場が大きく下落したときに買い、大きく上昇した時に売ります。そうでない時は、欲しい時に買い、要らないときに売ります。

※上昇が続いているので買う、下落が続いているので売ってしまう(いわゆる狼狽売り)はやめた方がいいです。高値買い、安値売りのワナにはまります。

 

3)買いどきに備えて、資金を確保しておく

下落局面で買えるように、すぐに使える資金を持っておきましょう。

 

4)銘柄を分散させる

理想としては、だいたい8〜10種類くらい、違うセクターの銘柄を持っておきます。

 

5)有望株は、積み増ししておく

最小単位の100株しかないと、1回しか売りのタイミングがありません。それ以上保有していれば、少しずつでも利益確定ができます。安値のときに積み増ししましょう。

※今回の急騰で、私は何銘柄か一部売却して利益確定しました。

 

6)損切りは基準を決め、躊躇しない

株価が下落を続け、いつまでたっても回復しないときがあります。30%とかの下落基準を決めておきます。売るときは指し値ではなく、成り行きで即売りしましょう。

※実はこれが一番難しい!  損は嫌だ、いずれ上がるだろう。という認知バイアスの罠にハマり、ずるずる下がって、ますます売るのをためらうようになります。私も何回かハマりました。

 

7)売ってしまったら、その後の株価は見ない

売った後さらに上がったのを見てシマッタ!とか、下がったのを見てヨカッタ!とか思っても仕方がありません。過去のことより、これから先のことに目を向けましょう。

 

 

2.株式投資の魅力

・一番の魅力は、利益が得られ資産が増えること。ただし損もありますので、リスクコントロールやメンタルコントロールは必要です。

・配当金や株主優待というインカムゲインがある

・インフレに強い

・株主として、その企業を応援できる

・経済動向や企業ニュースに興味を持ち、未来を予測する力がつく

 

 

3.株式投資の怖さ

・株価はあっという間に下がるときがある。いわゆるバブル崩壊や、企業の不祥事が起きると、一気に下がります。逆に上がるのはゆっくり。

・企業業績だけでは語れない。業績が良くても上がらない、逆に悪くても上がることはよくあります。

・日本の株式売買の半分以上は海外投資家。ということは世界の出来事に連動して動きます。

・最近増えてきたロボット売買の影響が大きい。ロボットが自動アルゴリズムによって高速売買しますので、予期しない変動が起きやすい。

 

まとめ

私は、インデックス投信の積立投資を基本としながら、投資資産の3割くらいを株式投資に回しています。その理由は、自分で銘柄を探して、うまくいけば大きな利益を得られという、ドキドキ、ワクワク感があること。もう一つの理由は、株主としてその企業の成長を応援したいためです。

株式投資は損するからしない、という方もいらっしゃいますが、分散投資によって、より資産を増やせる確率が上がると信じていますし、実際この10年NISAとiDeCoを続けて資産は何割か増えました。

※投資はあくまで個人の判断で行ってくださいね。

 

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