サラリーマン雑学

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退職金の使い道は貯蓄?それとも投資?

こんにちは、えつみんです。

退職されたサラリーマンの皆さん、退職金の使い道はどうされますか?

大卒・院卒で勤続20年以上の人の退職金平均支給額は、約2000万円だそうです。

こんな大金が手に入ると、小金持ちになったような気がしますが、そこに落とし穴があります。FXなどに手を出すと、資産を一気に減らしてしまうことになりかねません。

それでは退職金の使い道を、いくつかパターン別に考察しててみます。

 

(1)住宅ローンを返済

借金は早く無くしたい、と思われる方は多いでしょう。でも超低金利で借りている方は、一括返済せずに残すという選択肢もあります。というのは、住宅ローンには団体信用保険がかかっていますので、ローンが残っていても、万一死亡時には保険から返済され、遺族にはローンが残りません。

 

(2)生活費の足しにする

国の年金開始の65歳までは、収入減を補うため生活費として取り崩すという方。これは仕方がないですが、なんとか65歳まで働くことで、退職金の目減りをできるだけ減らしたいものです。

 

(3) 起業資金にする

退職後は、心機一転やりたかった事業を起業するための資金として使う。という方もいらっしゃるでしょう。その場合でも、当初は収入が全くないこともあり得ますので、生涯の収支計画は必ず立てて、いくらまでなら使えるのか試算しましょう。

 

(4) 貯蓄する

これを選択する方が一番多いと思います。でもよく考えてください。普通預金に入れても金利はほぼゼロです。そこで、まずは年利0.5%以上の「退職金定期」に預けましょう。探せば1%以上のものも見つかります。メガバンクより、近所にある、地方銀行、信用金庫、信託銀行などのほうが金利は高いです。ただし後のツボ2️⃣にありますが、毒饅頭には要注意です。

 

(5) 投資する

最後は投資に回す選択肢です。ただし、退職金を一度に投資に注ぎ込むのは禁じ手。分散投資がセオリーです。

もし60歳から70歳まで10年間積立投資すると、資産はどれだけ増えるでしょうか。

<例:毎月10万円を10年積立てた場合(元本1,200万円

①年3%の利回りなら1,397万円に(197万円の収益)

②年5%の利回りなら1,549万円に(349万円の収益)

しかもNISAやiDeCoであれば、運用益に税金はかかりませんので、かなりお得です。

 

ツボ1️⃣ 大金が入ったときこそ冷静に

退職金というまとまった大金が手に入ると、誰でも気が大きくなりがちです。すぐに使い道を決めるのではなく、しばらく(一年くらいは)そのままにして、頭の冷却期間を置きましょう。

 

ツボ2️⃣  退職金定期の注意点

中には、年利が5%とか10%とかの高金利をうたう定期もありますが、これには要注意❗️ 投資信託や外貨預金などの毒饅頭付き定期が多いです。これは元本保証がないばかりか、毎月信託報酬という手数料が取られます。また、普通の退職金定期の場合でも、期間が2ヶ月など短いものではなく、できるだけ長いものを選びましょう。

 

ツボ3️⃣ 投資で資産を増やすコツ

60歳からでも、資産運用は可能ですし必要と考えます。もしローリスクミドルリターンを目指すなら、

①投資信託へ積立投資・・・信託報酬が低いインデックスファンドを選ぶ。例えば世界の株式や米国のS&P500など。債券だとあまりリターンを期待できません。

②株式へ分散投資・・・応援したい企業かつ、配当利回りが高い個別株式を数種類持つ

※株価は上下変動が激しいので、短期間では資産が減ることもあります。①を主体にし、②は余力のある範囲で行います。損切り基準(例えば30%下落した時など)を決めておきましょう。

 

私のケースですが、早期退職して次の就職先がすぐに見つかったので、とりあえず(4)の退職金定期に預ける選択をしました。2年ほどいくつかの金融機関の退職金定期をハシゴして、利息を増やしました。

定期預金の次は(5) の投資に回します。もともとNISAとiDeCoをやっていましたので、その資金に少しずつ回しています。年間3%くらいの運用益を目標にしてします。

 

まとめ

退職金が入ると、とかく気分が大きくなりがちですが、将来のための大事な資産ですので、慎重に使い方を検討しましょう。これから、もしインフレになれば、貯金では資産価値が目減りしますので、資産を守るために少しずつでも投資に慣れていきましょう。

 

(参考)過去の記事

www.etsumin.com