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逸翁美術館へ行きました

こんにちは、えつみんです。

天皇誕生日の休日、大阪池田市にある逸翁(いつおう)美術館へ行きました。今、『絵画で女子会! 描かれた女性たち』を開催しています。

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逸翁とは、小林一三(いちぞう)氏(1873〜1957)の雅号です。彼は阪急電鉄を興した実業家で、宝塚歌劇団の生みの親でもあります。この美術館は、逸翁が収集した美術品や、工芸品約5,500件を所蔵しています。

毎年何回か、色々なテーマごとに展示されますので、飽きることはありません。展示作品も40〜50点と、じっくり何度も観るには丁度いい規模です。

今回は、鎌倉時代から江戸、明治期に描かれた、女性が登場する絵巻、掛軸、屏風絵などの作品が41点展示されていました。

源氏物語、伊勢物語絵巻や、舞妓美人、可愛らしい子供まで、さまざまな女性たちが一堂に会し、なかなか華やかです。

 

お気に入り

(第3位)酔美人図(山口素絢、やまぐち・そけん)

酔った花魁と介抱する花魁。色っぽい絵です。

 

(第2位)浮世絵美妓図屏風(大原呑舟、おおはら・どんしゅう)

右隻の女性の着物の裾に描かれた鯉が、池を泳いでいるかのようにリアル。

 

(第1位)源氏物語初音図(守住貫魚、もりずみ・つらな)

源氏物語の一場面を描いた、墨画の掛け軸です。明石の姫君はとても小さいですが、細かく繊細に描かれています。周りの風景も優美です。

この掛け軸が、今回のお持ち帰りしたい作品No 1でした。(もし家に飾れるとしたらこれがいい!という絵)

 

まとめ

小林一三氏は、よくもこれだけの素晴らしい美術品をたくさん集めたものだと、驚きます。しかも誰でも鑑賞できるよう、美術館を作って公開しているところが素晴らしいですね。この展示会は、1月21日から3月12日まで開催しています。日本画に興味のあるかたは是非!

 

(過去の記事)

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