サラリーマン雑学@えつみん

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携帯の電波増強対策を、auとドコモとソフトバンクの三大キャリアで実施しました

こんにちは、えつみんです。

会社や自宅で、携帯電話の電波が弱くて途切れやすいとお嘆きの貴方へ。実は大手キャリアに相談すれば、法人でも個人でも電波対策をしてくれます。今日はその事例をお話しします。

私の会社は、山間地の工業団地に移転しましたが、携帯電話の電波がとても弱くて、通話が途切れる、電話がかからないなどの問題が発生しました。特にお客様から営業へかかってくる電話が途中で途切れるため、業務に影響が出ました。

まだできたての団地なので、そのうちキャリアが基地局を増やしてくれるでしょう。でそれまで待てません。

そこで、au、ドコモ、ソフトバンクの各キャリアに相談しました。どのキャリアも、現地調査のうえ、電波増強の機器を設置しますとのこと。

ただし、機器の設置個所は1〜2箇所、電波の届く範囲は20〜30m、必ずしも電波レベル改善を保証するものではありません。

でも、なんと工事や機器代はキャリアで負担、つまり無料❗️ なので、早速申し込みしました。

 

ツボ1️⃣ 電波改善は無料。今後は有料化の方向?

申し込み方法は、キャリアに電話で聞くか、ホームページを見ると載っています。申し込み→現地調査→対策方法決定→日程調整→配線と設置工事、の順に進みます。配線工事費や機器やケーブルのレンタル代は無料です。ユーザー負担は機器の電気代のみ。

(注)ドコモのみ、配線工事はユーザーで対応が必要でした。他の二つは全てキャリア持ち。今後はどのキャリアも、機器レンタル費や工事費が有料化される動きがあるようです。

 

ツボ2️⃣  電波増強の方法は二通り

携帯の電波を増強する方法は、次の二通りあります。

①レピータ方式

これは、電波を増幅するための「レピータ」という機器を取り付ける方法。機器を窓際に置き、屋外からの良好な電波を拾って、その電波を屋内に飛ばします。少しでも電波が強い場所を探すのがコツです。我が社は、窓際は電波が弱かったので、屋上にドナーアンテナを取り付け、そこから事務所へケーブルを引いてレピータを繋ぎました。auとドコモは、この方式で対応。

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②フェムトセル方式

これは、フレッツ光などのインターネット回線に、フェムトセルという小型の基地局を接続し、そこから電波を出す方法。光回線をONU経由でフェムトセル機器に繋ぎます。

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我が社では、ソフトバンクの電波は、窓際でもほとんど入りませんでしたので、この方式で対応してもらいました。NTTのONUや配線工事費もソフトバンク持ちです。

 

〈結果〉

三つのキャリアとも、機器から30m〜40mくらいの範囲で、電波レベル(アンテナの本数)は3〜4本立ち、携帯はストレスなく使えるようになりました。めでたし、メデタシ。

 

まとめ

会社で、社用携帯や個人携帯の電波が弱くて困っている場合、キャリア会社にて、無料で電波対策をしてもらえます。個人の自宅やマンション内の電波が弱い時も、対応してもらえます。今後有償化の噂もありますので、お困りの方はお早めの対応をオススメします。

 

(参考)過去の記事

www.etsumin.com