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美術館の歩き方、美術鑑賞のツボ

こんにちは、えつみんです。

久しぶりにゆっくり休みが取れたので、神戸市立博物館へ行ってきました。いま、スコットランド国立美術館の収蔵品が日本にやってきています。タイトルは「THE GREATS 美の巨匠たち」

16世紀ルネサンス期から、17世紀バロック、19世紀にかけての西洋美術史の巨匠、ラファエロ、エル・グレコ、レンブラント、ターナー、シスレー、ルノワールなど、90点ほど展示されていました。

どこかで見たことのある有名な作品もあり、なかなか見応えがありました。

 

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私の美術鑑賞のツボをご紹介します。

 

ツボ1️⃣  最初からじっくり見ない

最初の作品から時間をかけすぎると、途中で疲れてしまいます。有名な作品は、大体中盤から最後にあるもの。そこで編み出したのは、展示コースを3回周る鑑賞法です。

最初の一周目は、一つ一つの絵に時間をかけません。サッと流す程度で最後まで行きます。このときは、あえて作者や解説のプレートは見ません。なんとなく気になるなー、面白そうだなー、という絵をチェックしましょう。

次に二周目で、先ほどチェックした絵を少し時間をかけて見ます。どこが自分の感性に引っかかったか確認。そして解説を読んで、絵や作者の背景を知ります。また、一周目には目に留まらず素通りした絵も改めてチェック。

最後に三周目で、好きな絵をじっくり鑑賞します。そして作品リストに◎や◯をつけて一言感想を書きます。

友人や家族と一緒に行った時は、お互い気に入ったベスト3を紹介し合うと楽しいですよ。

 

ツボ2️⃣  好きな絵は、いろいろな角度から鑑賞

気に入った絵は、絵の近くだけでなく、4〜5m離れたところから見ます。近くに寄れば人物の細かいタッチや装飾がよく見え、遠くから見れば、全体の構図や、色彩がよくわかります。また、左右や下から角度をつけて見ると、また違った見え方がします。

 

ツボ3️⃣   混雑を避ける方法

人気の展覧会は、人混みでゆっくり観ることができませんよね。混雑を避けるなら平日がおススメですが、休日でも、次の時間帯は比較的空きやすいです。
①開館直後。並んで待つこともありますが、さっと回る一周目は人がいないので、とても快適です。
②お昼過ぎ。12:30-13:30ごろのお昼どきは少し人が減ります。
③閉館前。閉館1時間くらい前になるとだいぶ空きます。

 

まとめ

美術館、博物館の歩き方のツボでした。美術鑑賞といっても、あまり堅苦しく考えずに、自分の感性に合う絵と出会えると嬉しいですよー。また、ひとつだけ持ち帰るならこれ!という絵や作品を選ぶのも楽しみの一つです。

 

(参考)

スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち

・神戸市立博物館:2022年7月16日(土)〜9月25日(日)
・北九州市立美術館:2022年10月4日(火)〜11月20日(日)
公式サイト https://greats2022.jp/