こんにちは、えつみんです。
会社のあるユーザのパソコンで、電源を入れると、黒い画面に赤いラインの警告メッセージが出たとの連絡が入りました。幸い、警告画面が出た後、windows10は正常に立ち上がりますので、業務への影響はありません。が、いつ悪化するかわかりませんので、さっそく調査を開始。
実際の画面を写メして送ってもらいました。
↓
2年前に100台ほどパソコンの入れ替えをしてから、初めて見る現象です。
ハードウェアは3年保証を付けていましたので、早速メーカーサポートへ連絡したところ、BIOSをアップデートすれば直るかもしれません、とのとこ。
パソコンは東京の事務所にあり、私は大阪の事務所にいますので、実物を見ることができません。そこで休日にリモート接続して遠隔でアップデートをしてみることに。
<対応1>
サポートから指示があった、下記2つのドライバをダウンロードし、更新を試みます。
・BIOSを最新版に更新
・MEファームウェア(チップセットドライバー)を最新版に更新
この二つを実施後再起動しましたが、その後リモートで繋がらなくなってしまいました。仕方がないのでその日はあきらめて、月曜の朝一にユーザーへ確認。ところが、残念ながら警告は改善されていませんでした。
<対応2>
次に、ハードの不具合がないか、システムチェックをかけました。が、システムボード、メモリ、ディスク、USBいずれも「合格」の表示でした。この確認はユーザーに電話で指示してやってもらいました。
<対応3>
あと考えられるのは、ボードや周辺機器の接触不良や、コンデンサの不良などなど。ボード内臓電池を外し、リフレッシュを試したいのですが、いかんせん、パソコンが手元にありませんので、触ることができません。
<対応4>
結局、現地での修理対応をお願いすることになり、まずはマザーボードを交換してみるとのこと。いま修理業者と日程調整中です。
この結果は、また後日報告します。
まとめ
パソコンの起動時のエラーは、ハードウェアの不具合か、ドライバーの不具合に起因することが多いです。今回BIOSを更新しても直りませんでしたので、現地修理をお願いしました。
よくあるのはWindowsアップデート後に異常が出ることありますが、今回はそのタイミングではありません。
パソコンは起動し、業務に影響が出ていないことがまだ救いです。