こんにちは、えつみんです。
2021年分の確定申告をパソコンからオンラインで行い、先ほど送信完了しました。今年は12万円余り還付される見込みです。以下に、何の控除でいくら戻ってくるのか、ご参考にお話します。(端数は丸めています)
1.医療費控除 →32,000円還付
・昨年は妻の入院もあって医療費がかさみました。私と妻だけでなく、実家の母と子供も税扶養に入れていますので、皆の医療費と介護保険費用を合算すると40万円を超えました。10万円を引いた額が所得額から控除されます。
2.小規模企業共済掛金控除→16,000円還付
・これはiDeCo(個人型確定拠出年金)です。掛金の全額約16万円が控除されます。
3.生命保険料控除 →6,000円還付
・今回は年末調整ではなく、確定申告で提出しました。一般生命保険で40,000円、介護保険で21,000円控除され、6,000円が戻ってきます。
4.寄附金控除 →①6,000円 ②4,000円還付
・①はふるさと納税62,000円分です。2000円引いた60,000円が控除額。所得税から6,000円戻り、あとで住民税から54,000円が引かれます。
・②は公益財団法人に1万円寄付した分。これは所得控除(総合課税)と税額控除(分離課税)が選べますが、高額所得者でなければ税額控除の方がお得。2000円はすでに①で引かれているので、40%の4000円がまるまる戻ってきます。
5.公的年金等控除 →52,000円還付
・昨年から企業年金をもらい始めました。年金支給時に、一律7.66%ほど税金が引かれているので、その税金を取り戻すために確定申告します。65歳未満は、年金控除が60万円あり、私の場合引かれた税金が大半戻ってきます。年金受給されている方は、必ず確定申告しましょう。
まとめ
確定申告によって、今年もかなり税金を取り戻せそうです。所得控除は、各項目の控除額に税率(所得によって変わります。私の場合は10%)をかけた金額が還付されます。従って控除額がわかれば、だいたいの還付金額がわかります。また、税額控除であれば、その金額そのものが還付されます。