1月4日に、国税庁の確定申告特集ページがオープンしたので、令和3年分の確定申告(還付申告)の入力を始めました。
本当は12月から始めたいのですが、年が明けないとスタートできません。毎年コロコロ制度が変わるので、システム変更や検証は、かなり大変なんでしょうね。
さて、私はいつもパソコンから入力していますが、スマホによる作成が数年前からできるようになりました。試しに操作してみたところ、見やすくて初心者でも使いやすいと感じました。
さらに驚いたのは、スマホのカメラで給与の源泉徴収票を撮影すれば、自動入力できる機能がついていました(画像認識の技術も進歩しています)
スマホ版は、給与所得以外に、雑所得(年金など)にも対応していますし、医療費控除・ふるさと納税など、全ての所得控除を入力できます。今年からは株式の譲渡所得・配当金も対応可能となっていました。
残念ながら、事業所得や不動産所得は対応していません。必要な場合は、パソコン版の画面に切り替わるようにできていますが、最初からパソコンを使った方が無難でしょう。
下記がスマホの対象範囲で、Newは今年から追加された機能です。
ツボ① スマホ入力は簡単
事業所得や不動産所得など複雑なものを除き、通常の確定申告だけなら、スマホ入力が簡単です。チェックボックスにチェックを入れると、必要な入力画面だけ出てきますし、スマホに最適化された画面サイズなので、入力しやすいです。
ツボ② 昨年のデータを引き継げます
もし前年のデータが保存してあれば、それを読み込むことでデータを引き継ぐので、より入力時間が短縮できます。今年分を保存しておけば、来年からは少し楽になります。
まとめ
国税庁の確定申告コーナーの利用は1月4日からスタートしています。少しでも早く申告すれば還付も早く、1ヶ月〜2ヶ月で振り込まれます。税務署による書面受付が始まる2月16日より前に、オンライン申告を済ませましょう。スマホ申告は、思ったより簡単にできそうです。