先日妻が、昆虫食「コオロギせんべい」なるものをスーパーで購入してきました。試しに食べてみたら、えびせんの味を少し薄くしたような、しょうゆ味のせんべいで、たいへん美味しくいただきました。
そこに、こおろぎの姿はなく、パウダー状にしたものを甘薯でんぷんと混ぜて焼いてあり、言われなければ、コオロギが入っているとはわかりません。
袋の裏に栄養価が載っており、タンパク質は、サバの3倍、カルシウムは牛乳の2倍とのこと。コオロギの体は60から70%がタンパク質で、味はエビに近いそうです。
また、動物の飼育と違って餌が少なくて済み、育ちが早く、少ないエネルギーで食料ができるという強みがあります。すでに飼育方法も確立しているそうです。
中には拒否反応を示す人もいると思いますが、「昆虫食が、私たちの暮らしを救う!」とうたっているように、もしかしたら将来の食料不足を救う救世主となるかもしれません。
まだニッチ市場ですが、大きなビジネスチャンスがありそうな気配がします。